chapter1:感情から思考を読み取る

感情はどうやって生まれてくるのか?

起床から就寝まで、私達は感情と密接に関わって生活していますが
感情とは、一体どうやって生まれてくるのでしょうか?

現状を捉え、いきなり感情が沸き起こるような気もしますが
それは、脳に情報伝達が行われた時に発生します。

私達は概ね、目から色々な情報を取得しますが
取得した情報はデジタル化されて、脳へと伝達され
無意識下で、その情報が自分にとってどんなものかを考え、感情が発生します。

つまり、情報(現状の認識や過去の記憶)があり、それを思考し、感情が生まれるということになります。

 

情報と意識、無意識の関係

私達が意識する、しないに関わらず情報は入力されてきますが、脳には一種のフィルター(RAS)が存在しているので、自分にとって関係の無い(意識、無意識ともに自覚していない)モノは脳へは行き届かないようです。

そうなると、私達が得ている情報というのは、自分にとっての損得とは関係なしに
ある意味必要としている事、意識していなくても無意識でそれを得ようとしている事が入ってくるという事になります。

 

情報と感情の関係

先でお話ししたように、感情は思考の結果として現れてきます。

意識していたり、無意識下で必要としている情報をもとに
自分にとって不利益な情報であれば、怒りや悲しみの感情が生まれますし
自分に有益な情報であれば、喜びや楽しみの感情が生まれてきます。

しかしその間には、必ず自らの思考があります。

「こんなはずではないから、相手が悪い」

「自分はこれだけやっているのに、誰も認めてくれない」

ほんの一瞬なので、自覚がないのかもしれませんが
後で真剣に振り返ると、こういう事を考えていた自分が俯瞰できるのです。

こういった思考を経由し、怒りや悲しみの感情が生まれる事を
みなさんなら御理解していただけると思います。

 

良い感情を生むための思考をする

そうすると、どんな思考をしていけばよいのか?という事がわかってきます。

よく感情のコントロールという言葉も聞きますが
これは悪い感情が湧いてきた時には、良い思考をしましょうという事になり、まさにその通りです。

逆に言えば、常に自分の思考にフォーカスしていると
嫌な感情が生まれた時に

「今、自分は嫌な考え方をしているんだ」という俯瞰した自分が見えます。

そういう自分を認識できるという事は、いつでも修正ができるという事です。
そういった意味で、自らの感情とは自らの思考のパラメーターであると言えます。


自己啓発ランキング